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予防・対策

痔は間違った生活習慣など長年にわたる不摂生を改善することが大切になります。
こちらでは気をつけていただきたい習慣をご紹介します。

トイレの習慣改善

間違った排便習慣は痔の原因となります。
痔にならない、痔を悪化させないために、まず大切なことは、おしりに負担をかけない排泄を心掛けましょう。

便意を感じたらトイレに行く

便意を感じたら、トイレに行くようにしましょう。
痛み、痒み、排粘液などで、痔症状が悪化した場合も便意と考え、トイレに行って排便を心掛けて下さい。
排便時に完全に出し切ろうと無理にいきむと患部に刺激を与え、痛むだけでなく、さらに悪化させますのでご注意下さい。

便意を我慢しない

便意を我慢しますと、肛門挙筋や括約筋を引き締めて便塊を奥へ押し戻そうとします。
すると粘膜は今まで便塊から受けていた程度の刺激には感応せず、便意が消え去ります。
こうなると、改めて排便しようと思っても便意が起こらず、排便のためにはさらに便塊が加わって一層大きな刺激が必要になります。
また、大腸壁から水分が吸収されて硬便となり、これが慢性便秘に結びつくことになります。
辛くとも便意を我慢せず、トイレに行く習慣を身に付けて下さい。

おしりを清潔に保つ

排便後は、おしりを優しく拭き、シャワートイレを使ったり、座浴や入浴で肛門をきれいにしておきましょう。
排便時期は普通は食後だとされています。胃に食物が入ったことがきっかけとなって大腸が活発に動き、排便への神経反射が高まるからです。
便意がなくとも便意の高まりやすい起床時、食後などを捉えて必ずトイレに行く習慣をつけましょう。

食生活の見直し

食事の内容を見直し、スムーズな便通を取り戻すことも重要です。

食物繊維をしっかり摂る

便秘を防ぐためには、食物繊維の多い食品をしっかり摂ること。食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らむので、便のかさを増やして腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を高めます。ただし、下痢気味の方は消化のよい食事をとりましょう。

食物繊維を多く含む食品

根菜類、いも類、豆類、海藻、きのこ類、ドライフルーツ、こんにゃく など

十分な水分を摂取する

便秘解消や、便を軟らかくすることにつながるため、十分な水分を摂取して下さい。
目安としては1日2~2.5リットルぐらいの水分摂取が理想です。

朝食をきちんと食べる

食事は胃腸の活動を活発にして便意を起こさせます。
朝、時間がない時は、冷たい水や牛乳を飲むだけでも効果があります。

アルコールや香辛料は避ける

唐辛子などの香辛料やアルコール類は肛門直腸部の充血を起こしやすいので好ましくありません。
食物の自然な持ち味をいかす程度のごく軽い香辛料の使用に留めて下さい。

ライフスタイルの
見直し

痔の発症や再発を予防するために生活習慣を見直しましょう。

長時間同じ姿勢を続けない

長時間、座りっぱなしや立ちっぱなしという状態は肛門に負担をかけ、うっ血の原因になります。
ときどき姿勢を変えたり、合間を見つけてストレッチなどで体を動かしましょう。

ストレスや疲労をためない

疲れやストレスがたまると、免疫力が落ち、痔が悪化しやすくなります。
なるべくリラックスして、趣味などでストレス発散を。

適度に運動をする

腸の動きを活発にし、排便をスムーズにします。適度な運動はストレス解消にも役立ちます。
しかし、痔疾を患っているとちょっとした運動をするだけで、症状を悪化させることがありますから、体を少しずつほぐす事から始め、急激な運動は避け、軽い運動を短時間ずつ行うことが大切です。

冷えに注意する

体が冷えると、肛門の筋肉が緊張したり、血液の循環が悪くなって痔に悪影響を及ぼします。
お腹を冷やしての下痢は禁物です。
食物を摂り入れたら便として排出しなければなりませんが、特に糖質の発酵によるもの、蛋白質の腐敗によるものなど、いわゆる消化不良性下痢といって、消化が完全でないために下痢を起こす場合が多いのですが、下痢は身体に悪いものは長く体内に留めず速やかに体外に排出するための生体の防御反応のひとつですから、止瀉剤(下痢止め)の乱用はお控え下さい。

毎日の入浴を

入浴は温熱刺激と圧刺激を受けて、血液環流と新陳代謝を促し、血管やリンパ腺に作用し血液の循環を活発にしますので、毎日入浴して頂くよう心掛けて下さい。
日本式お風呂は良く温もるという長所があります。
湯船に浸かって体を温め、汗と共に体内の悪いものを流し出してから体を洗います。
湯船で自然に毛穴を拡げてからアカを取るのが最良の入浴法なので、やはり内風呂が理想となります。

痔の基本情報